安定行動とヤンキープレイ
こんにちは
メガへラクロスを使っていて安定行動とヤンキープレイについて思うところがあったのでちょろっと書いておきます。
項目を分けて書きますが安定行動とヤンキープレイは表裏一体な感もあるので内容が重複するかもしれません
【ヤンキープレイ】
ヤンキープレイとは一手読み間違えれば即試合終了になる反面決まれば有利が取れる状況でよく起こります。「リスクがあってもリターンがあるなら問題ないじゃん」となりそうですが、ヤンキープレイがヤンキープレイである所以は「リスク管理ができていない」ことにあります
相手 サザンドラ(眼鏡)・バシャーモ・サンダー ※パーティにギルガルド
相手目線で考えるとガブリアスが襷でもスカーフでも負けてしまうのでこちらは①サザンドラがスカーフで流星群②逆鱗読みギルガルド引き③サンダー引き、以上の3点を考慮してヒードランに交換するのが安定なためヒードランに交換します。すると相手は突っ張り悪の波動を選択、控えめの眼鏡もちであったためヒードランは確定2発で落とされてしまいました。
選出にギルガルドを連れてきていないこともそうですが、素早さも勝てていない眼鏡サザンドラでガブリアスに突っ張り流星群でなく悪の波動を選択したことはヒードラン交換の1点読みでありそれを外した場合クレセリア、ヒードランを崩せなくなり負けに直結します
このようなハイリスクローリターンな行動をとること(多くは初手に行われる)はヤンキープレイと言えるでしょう
【安定行動】
安定行動は特にいうことないですね。相手の交換などの読み行動をせず目の前のポケモンに対しやるべきことをやる行動です
ただしこの安定行動には2種類あると考えます
例①:こちら ヤドラン・ラッキー・グライオン
受けループを例にとるとこちらはラッキーに交換が安定です。ラッキー交換読みでギルガルドやバシャーモが出てきてもヤドラン、グライオンに交換すれば受けきることができます。普通の安定行動ですね
この場合こちらのへラクロスは相手のローブシンに攻撃されても致命傷になる技が(たいていの場合)ありません。そのため1ターン相手の交換読みを行う余裕があるのでロックブラストを選択します。相手はサンダー用にローブシンを取っておかなければならないのでボーマンダを後出ししてきましたが威嚇込でも受からないため相手のボーマンダは倒れます。
私が今回主張したいのはこの安定行動の例②です。一見相手がドヤ交換読をきめてきたようで腹が立ちますがヘラクロス側は格段リスクを負わず成功すればリターンが大きい安定行動を選択しています。ヘラクロス使う人は読みが多いといわれるそうですが果たしてそれは読みなのか、安定行動なのか、またそれはヤンキープレイなのか考えると何か変わるかもしれませんね